カモメ
チドリ目カモメ科カモメ属の冬鳥。
冬に越冬のため渡って来ます。海岸や河口付近でよく見られます。
幼羽 → 第1回冬羽 → 第2回冬羽 → 第3回冬羽 → 成鳥冬羽と換羽を行い4年目で成鳥になります。











カモメの名前の由来は、幼鳥の斑紋が「籠目(かごめ)」のように見えるからだとか、「カモ群れ」から転じたという説があるようです。
大きさ
図鑑などで調べるとカモメの全長は44~52cm、オナガガモのオスは68cm前後(尾羽も含んだ長さなので大きい)、メスは54cm前後となっています。写真ではオナガガモと同等か若干大きく見えます。


尚、カモメの翼開長は105~135cm、オナガガモの翼開長は85cm前後なので、翼を広げると大きく見えます。
初列風切
10枚の羽で構成されており、内側からP1~P10と呼ばれます。止まっているときはそれぞれの羽が重なるため、長さの短いP10はP9の下に隠れて見えません。


口の中
成長になる前はピンク色ですが、成鳥の口の中は鮮やかな朱色です。


セグロカモメ、オオセグロカモメ
チドリ目カモメ科カモメ属の冬鳥または留鳥。
大きさはどちらもカルガモと比べるとかなり大きいです。(オオセグロカモメの全長は61~66cm、翼開長は145~150cm)オオセグロカモメの羽の色は、風切の端と雨覆いで同じくらい黒く、セグロカモメでは雨覆いが灰色です。光の当たり方で見え方が変わったりします。
幼羽 → 第1回冬羽 → 第2回冬羽 → 第3回冬羽 → 第4回冬羽 → 成鳥冬羽と換羽を行い5年目で成鳥になります。




ユリカモメ
チドリ目カモメ科ユリカモメ属の冬鳥。
嘴と足が赤く、羽根の色は薄い灰色です。大きさはカモメより小さめ。
幼羽 → 第1回冬羽 → 第2回冬羽 → 成鳥冬羽と換羽を行い3年目で成鳥になります。






第2回冬羽
尾羽に黒い斑紋が残る、雨覆の一部が茶色、足や嘴がややオレンジ色などから第2回冬羽と思います。




最後の写真は成鳥(右)と並んだところです。足の色の違いが分かります。
飛ぶときの足の収納場所
飛ぶとき、足は尾羽の方に伸ばすか(写真①)、羽毛の中に隠しています(写真②)。足の出し始めは写真③で、腹の部分が膨らみ始めています。出し終わりは写真④です。




参考文献
「決定版 日本のカモメ識別図鑑」氏原巨雄・氏原道昭 著 誠文堂新光社 2019年11月14日発行
チドリ目へ
[野鳥]