オニノヤガラ

オニノヤガラ

ラン科オニノヤガラ属の多年草。ナラタケと共生する腐生植物で光合成を行いません。花の外側は3個の萼片が合着して壺状になっています。雄しべと雌しべは合体して蕊柱(ずいちゅう)を形成しています。

生薬の天麻(てんま)は、オニノヤガラの塊茎を湯通しまたは蒸したものであることが「第十八改正日本薬局方」に記載されています。

果実

オニノヤガラの果実は蒴果で果皮が裂けて種子が飛び出すそうです。その状態を観察したかったですが、下草と共に刈られてしまいました。未熟な果実を何個か拾って割って中を見てみると、繊維状の種子がギッシリ詰まっていました。ラン科の種子の特徴だそうです。

腐生植物(菌従属栄養植物)と寄生植物

寄生植物は宿主から栄養をもらうだけなのに対し、腐生植物は菌根菌と共生し菌根菌から栄養をもらいます。寄生植物にはススキなどの根に寄生するナンバンギセルが有ります。


緑、黄緑色の花へ

[野草]